シンメトリー

オチなし日記 第四期
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星のようには輝けない
「欲しいものある?」と聞かれたので、私は「欲しいもの?うーん、単位かな」と即答。

大学生活が始まったとき、私の生活は希望に満ちあふれていた。高校時代は男子校のゲイ学校であったため、そもそも女性が同じ空間に存在する、というだけでテンションがあがるというものである。

それが今となってはどうかというと、何のために学校に行ってるのだろうと自問自答を繰り返し、気が向けば学校にいくものの、牛のようによだれを垂れ流して寝ているのみ。女性がいるだけでテンションが上がるとはいえ、もはやその環境にも慣れてしまった。たとえ、この手の届く距離に女性がいたとしても、私は断固として寝る。眠いからである。

「ならば、夜、ちゃんと寝れば少なくとも学校には行けるじゃないか」という批判もあるかもしれない。

そもそも、この正論自体が怒り心頭に発するわけですよ。大学に行かないといけないのは分かってるわけですよ!ただ、我慢出来なかっただけなんですよ!麻雀め・・・!

どう考えても自堕落的生活しか送ってないなかで、先日少し実家に帰ったときに親に言われた言葉。それが冒頭の下りである。

「クリスマスに欲しいものある?」
「うーん、単位かな?もしくは牌」

この時の親の表情は一生忘れない。なんていうか、濁ってた。私を見る目がすごく可哀相な目だった。「昔、この子は星のように輝いていたのに・・・」みたいな。たぶん、私の目も相当濁っていたのだと思う。無表情で答えたし。

昔はよかった。何を言っても「純粋」という神秘の言葉で全てが誤魔化せた日々は・・・。

一番星のように輝いていたあの頃には帰れないんですよ。ならば、私は違う星になる!そう、私は、ほとんど見えないところでひっそりと存在する、六等星。


* * *

上の文章は「第9回雑文祭」への私の参加作品です。文章の縛りは以下のようなものです。


・題名:「星」を含むこと。
・書き出し:書き出しをひらがなにしたとき「ほし」と表記できること。
・文中に以下の3つの縛りワードを含むこと。
  縛りワード1:「この手の届く距離」
  縛りワード2:「我慢できなかった」
  縛りワード3:「牛」
・結び:「星」で終わる。ただし、句点(。)、疑問符(?)、三点リーダ()、その他の文章記号をつけてもOK

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